配送エラーの管理
「配送エラー」とは、読者のアドレスがエラーを起こしていることを指します。つまり、読者がリストに届くメッセージを受け取れない状況のことです。これはいろいろな原因で起こります。アドレスが廃止された、メッセージが届いたときにたまたまアドレスが使えなくなっていた、メールボックスが満杯になっていた、などです。
「配送エラー管理」では、2 つのレートを決めます。
- 配送エラーを起こしている電子メールアドレスの割合が警告レートに達すると、オーナーに「配送エラー率が高すぎます」という報告をを送り、その読者をリストから登録解除するようすすめます。
- 配送エラーを起こしている電子メールアドレスの割合が停止レートに達すると、メッセージの配信を自動的に停止します。これは問題が解決するまで続きます (解決は、配送エラーを起こしている読者を登録解除することで行います)。
「配送エラーの管理、第一段階」と「配送エラーの管理、第二段階」で、配送エラーを起こしている読者に対する自動処理を実施できます。次のことを決められます。
-
配送エラーが第一段階や第二段階になったとみなす点数の範囲。初期値では、45 点以上 75 点未満の読者を第一段階、75 点以上 100 点以下の読者を第二段階としています。
点数は、エラーの回数、種類、頻度によって決まります。配送エラーがごく短期間だけ起きていたり、それほど多くなかったりすれば、その読者には点数がつきません。
- 対象の読者に対して実施する処理。処理なし (none)、知らせる (notify_bouncers)、リストから削除 (remove_bouncers) のいずれか。
- 処理を実行したときに報告する相手。報告しない (none)、リストのオーナー (owner)、リストシステム管理者 (listmaster) のいずれか。処理を実行したときに送る報告には、対象の読者すべての名前と、処理の詳しい内容が書いてあります。
配送エラーの管理 (ある読者のエラー点数をリセットする、配送エラーを起こしている読者を登録解除する、登録確認のお知らせを送るなど) をするには、リスト管理モジュールの「配送エラー」ページへ行きます。
注意: 「更新」ボタンをクリックすることを忘れずに。ページの下部にあり、変更をすべて反映します。